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マイケルファンがウザい理由

何かに対しての熱狂的なファンというものは、
その対象に興味がない人にとってはウザいものです。
対象がミュージシャンだろうがスポーツチームだろうがアニメ作品だろうが。
しかしマイケル・ジャクソンのファンは、なんかちょっとより微妙にウザい。
そう感じている人は、今、少なくないんじゃないでしょうか。

マイケルファンの私が思うに、
マイケルファンは、自分がマイケルのファンだということを、
胸を張って言える時期が実は少なかっただけに、
より熱く、よりウザくなるのではないでしょうか。
(昔はブログもmixiもなかったしねえ)

私は世代的にジャクソン5をリアルタイムでは知りません。
「スリラー」でマイケルを知りましたが当時小学生だったため、
同級生のほとんどはマイケルを知りませんでした。(詳しくは後述します)

それが、中学3年生の時、マイケルが来日し、ライブが日テレで放映され、
クラスの男子が教室でムーンウォークを練習するようになり、
それまでは誰にも明かせなかったのに、「私はマイケルのファンだ!」って、
おおっぴらに言える雰囲気になったんです。

そりゃあ、私ははしゃぎました。
今でも当時の友人は私の前でマイケルの話題に触れるのをおびえるほどです。
別にマイケルのゴシップすべてに怒る訳じゃないんですけどね…。
それほどキ○ガイじみたファンだったのでしょう…。

そして児童虐待疑惑。
私は再びマイケルファンを自称しにくくなりました。
この事件がなくても「整形じゃん」「ヘンタイじゃん」と言われたら、
私はうまいこと反論ができなかった。
私にとっては整形してることなんかどうでもよい話だったけど、
でも一般人にとっては整形は変なことらしい。
マイケルファン以外の人に対して有効な反論を当時の私は持たなかったのです。
(本当は反論はあったのだが、彼らにわかりやすい反論がなかった。という意味です)

ところが、マイケルが亡くなり、「This is it」が公開され、再評価され、
再びマイケルバブルが盛り上がっています。
この状況を「何を今更…」と思いつつ、やっぱり
「私はずーっと昔からマイケルのファンだったのよー!」って言いたくなるのが、
ファンの心情ってもんじゃないでしょうか。



以下は、ウザいファンの独り言ですから興味のある方だけお読みください。



私がマイケルを知ったのは小学校高学年の時。
私の父親は演歌よりも洋楽が好きで、「プレスリーが神!」な人でした。
子供の頃からカーペンターズにポールモーリアにビートルズにサミーデービスJr…と
洋楽をいろいろ聴かされていました。(でも私はそれほど音楽好きには育ちませんでした)

そんな父が、ある日、
「今日のグラミー賞はすごいのが放映されるからぜひ見なさい」というので
(当時はグラミー賞を民放でやっていたのです)
テレビの前でわけもわからずグラミー賞を見ていました。
そこで流れたのが、「Thriller」のフルバージョン。

音楽のことなんか何もわかりません。でも、
「このビデオ、おもしろいっ!」と思った私は父親に頼み、
「Thriller」と「We are the world」のビデオをレンタルビデオ屋でダビングしてもらい
(当時は有料でこのようなサービスがあったんです。もちろん違法です)
くりかえし、くりかえし見ました。
しかし、田舎の小学校では、ほかにグラミー賞を見ている同級生はいませんでした。

中学生になり、ヤンキー中学にも洋楽ブームがやってきましたが、
やっぱりマイケルファンはまわりにいませんでした。
女子であるならば、ペットショップボーイズやワム!のファンだと自称していれば安全でした。
彼らは美少年でしたから。もしくはマドンナでもいい。女の目から見てもかっこよかったもの。
ちょっとこだわりのある男子ならU2のファンを自称すると「わかってる」感じが演出できました。

で、先述したように、自分史上第一のマイケルバブルがやってきました。
まあ、この頃はマイケルに限らず「外タレ」のライブがよく来ていたんですけど。
中学の時はライブには行けなかったけれど、高一の時、東京ドームに行きました。

今と同じように、マイケルの関連書籍がいろいろ出版されました。
私はそれを読み、泣きました。
多くのファンと同じように、
「私ならマイケルの孤独をわかってあげられる」と思い。
実際は「私の孤独を誰かにわかってほしい」だったのだと思いますが。
(それほど孤独だったのか…というと微妙ですがほら、思春期だし)

また、自分の容姿にコンプレックスを持つマイケルは、
外見で評価されることが多い「女」である私にとって、好ましい男性として映りました。
マイケルが美しくなるために整形をすることなど、どうでもよかったんです。
マイケルほどの才能もない上、不細工なくせに自信家な男性よりもよほど理解できたのです。
(「新しいマイケルジャクソンの教科書」で作者の西寺さんはマイケルが「美しくなるために整形した」ということをあまり認めたがっていないように感じました。日本の男って感じだなーと、思ってしまいました。いえ、この本は名著だと思うのですが、そこは引っかかりました)

ただ、児童虐待に関してだけは、当時あまり情報が入ってこなかったこともあり、
「マイケルと相手の少年にしかわからないことだ」と思ってました。
今ならば裁判記録を読み、マイケルの無罪を確信することもできるのですが、
裁判が始まる前から「マイケルは無罪だ!」と泣き叫ぶファンには共感できませんでした。

もうひとつ、ファンの立場では真実がわからない「肌の漂白疑惑」があります。
マイケルは皮膚病と言っている。実際このような症例はあるらしい。
しかし、ファン以外はあれは整形だとほとんどの人が信じている。

私が疑問に思ったのはここです。
なぜ、整形美容に対して詳しくもない一般人が、
「整形で黒人は白人になれる」と信じているんだろう。
確かに「シミ取り」という手術はあるけれども、それを全身に施せるのか。
私には不可能のように思える。皮膚病の方がよほど信憑性は高い。
また、マイケルの肌の白さを「厚化粧」と言う人がいないのはなぜか。
マイケルがアイライナーやマスカラや口紅を使っているのは誰の目にも明らか。
女だったら「厚化粧」ですんだのかもしれない。
(実際、肌の黒い部分よりも白い部分が多くなってしまったため、
白いファンデーションを使用するようになったとマイケルは言っています)

そういや、
「マイケルはハイトーンボイスを維持するため女性ホルモンを打っている」
なんて噂もありましたねー。
そんなことができるんだったらはるな愛ちゃんはもっと女声になってるっちゅーの。

ゴシップを垂れ流すマスコミのせい…もあるんでしょうけど、
ちょっと角度を変えたものの見方ができない人というのは元々多いような気がします。
(それはマイケルファンの中にだっている…と思います)

…ここまで書いて、我ながらウザがられてもしかたないか…と思うようになってきました…。

ただ、マイケルが悪趣味だったことは認めます。
でも、だからこそ大衆をあそこまで引きつけたんだと思うのです。(自分を含め)
他人より「目立つ」ことって、私たちが思っているよりもはるかに難しいことだから。

マイケルの歌声は誰にもマネできないし、歌唱力も相当なものだと思いますが、
音楽性のことは、正直私にはわかりません。語れるほど詳しくないからです。
でも、音楽のうんちくを偉そうに語っているような人には、
マイケルのような笑顔は絶対できないだろうなーって思います。

私は、シャイな、はにかんだような笑顔ができる人が好きなんです。
笑顔だけは、整形で変えられるものじゃありませんしねえ。
でも、そうは言っても、顔のみに関しては「スリラー」の頃が一番好きだったりはするのですが。


長々とすいません。。読んでくれた人、ありがとう。
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プロフィール

坂井恵理

Author:坂井恵理
坂井恵理  マンガ家

「JOUR」(双葉社)で
「ひだまり保育園おとな組」
連載中。
コミックス第1巻発売中です。

「ヒヤマケンタロウの妊娠」
「妊娠17ヵ月!」
「ビューティフルピープル・パーフェクトワールド」
などなど。


*写真やイラストの転載・コピーは
ひとこと断って下さいまし。

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