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上野

国立博物館で開催中の、皇室の名宝展1期に行って参りました。
お目当ては伊藤若冲の動植綵絵30幅。
東京で30幅すべてが展示されるのは1926年以来なんだそうな。

国立博物館はこないだの阿修羅展もすごい行列だったらしいし(行きたかったがやめた)
今回もさぞ混んでいるかと思いきや…そうでもありませんでした。
平日の夕方だったからかな?
そこそこお客はいるんですが、ギュウギュウってほどでもなく。
若冲ブームってのもあったはずだが…。まあそれはともかく。

初めて生の動植綵絵を前にして、ただただ圧倒される。
緻密に描かれた鶏の羽なんかもすごいんだけど、
ざざっと流して描いたような芦の葉の感じとか。
こういうのって、本当にうまい人じゃないと絶対描けない。
これは絶対本物を見るべきです。印刷じゃこの迫力は伝わらない。

…とか言っといてなんですけど、
会場に、小学生の子供を連れた夫婦がいたんですね。
で、お父さんがいちいち息子に
「この絵の中に鶴は何羽いるでしょう?」とか聞くんですよ。
もちろん子供は答えます。
「4羽!」
「はずれー。ここにもう1羽いるよー」
…うるさいんです。
「教育」しているつもりの夫婦に文句を言う訳にもいかず。
でも、息子はちょっぴり、
「名画に興味のあるボク」を、親向けに演出しているようにも見える。
彼らをうるさいって思う私の心が狭いんでしょうか。
だから少子化になるんでしょうか。

たしかに名画のよさは、印刷だけでは伝わりきれません。
でも、子供には美術全集でもどっさり与えて、
家で好きな時に好きな絵を見られるようにしておけばいい。
私はそう思う。
それで絵に興味を持ったら、高校生くらいになれば勝手に美術展に行くようになります。

私がそうだったから。他でも書いたことがあるけど、
我が家には、母親がブックローンの訪問販売で買わされた世界の美術館全集があった。
しかし、子供の頃の私が好きだった絵は、ゴッホでもピカソでも北斎でもなく、
キリストが血まみれで磔にされた宗教画でしたが。
そんなもんです。
それとも、彼のように英才教育されてたらまた違ってたのかなー?
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プロフィール

坂井恵理

Author:坂井恵理
坂井恵理  マンガ家

「JOUR」(双葉社)で
「ひだまり保育園おとな組」
連載中。
コミックス第1巻発売中です。

「ヒヤマケンタロウの妊娠」
「妊娠17ヵ月!」
「ビューティフルピープル・パーフェクトワールド」
などなど。


*写真やイラストの転載・コピーは
ひとこと断って下さいまし。

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